その美しさから、かつて「バルトのパリ」とも称されましたが、リガの街並みの優美さはパリにもまったく負けていません。

リガの旧市街で絶対に見逃せないのが、聖ペテロ教会の塔からの眺め。72メートル地点にある展望台から眺めるリガの街並みは、文句なしの絶景!質実剛健な中世の建造物と、近世に建てられたパステルカラーの家々が見事に調和し、リガならではの風景を生み出しています。

リガを象徴する建物として、よくパンフレットなどにも登場するのが、ブラックヘッドの会館。もともとは14世紀に建造されましたが、1941年のドイツ軍の空襲により破壊されたため、現在見られる姿は1999年に再建されたものです。

鮮やかなオレンジ色と、精緻な彫金細工や彫刻に彩られたユニークな外観は、一度見ると忘れられない鮮烈な印象を残します。

こういった建築の多様性が、リガが「建築天国」たるゆえん。

しかも、リガでは新市街にも数々の「お宝建築」が並んでいます。それが、奇想天外なユーゲントシュティール建築の数々。フランス語で「アールヌーヴォー」といえば、ピンとくる方も多いのではないでしょうか。

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