6人の命を救った救助ボートが置かれているこの場所は、パミール号のみならず航海で命を落とした人々に対する追悼の場所にもなっています。

このほか正面の祭壇前から教会内を見渡すと、壁に立派なパイプオルガンが掛かっているのが見えます。教会内には合計3つのパイプオルガンがあり、その中で最大となるこちらのオルガンは1466年に作られたものです。

第二次大戦中には防空壕として使われていたチャペルに保管され、戦後に再び設置されたパイプオルガン。日曜のミサや定期的に開催されるオルガンコンサートでは、15世紀から鳴りつづける音色を聞くことができます。

海の男たちに捧げられたヤコビ教会中心地から近くアクセスも良いので、リューベックを散策の際はぜひ訪れてみてください。

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