暗号資産(仮想通貨)交換業を手がけるフォビジャパンは12日、独自の暗号資産「Huobi Token(フォビトークン、HT)」について、2020年6月16日12時頃に取り扱いを開始する予定であると発表した。

フォビグループは2018年9月に暗号資産取引所ビットトレードを買収し、2019年2月に社名を「フォビジャパン」に変更した。同社は、手数料無料で暗号資産の売買ができる「販売所(JPY建、BTC建)」、暗号資産の顧客同士の売買ができる「取引所(JPY建、BTC建)」、レバレッジ2倍で暗号資産の売買ができる「レバレッジ取引(JPY建)」の3つのサービスを展開している。同社は2020年4月23日、今年5月以降に「フォビトークン」の取り扱いを開始すると発表していた。

フォビトークンの対象サービスは、「フォビジャパン(WEB)およびフォビジャパンアプリにおける送金・受取・購入(取引所)・売却(取引所)」としている。

同社はこれまでビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)の計6通貨を取り扱っていたが、「Huobi Token(HT)」の追加により、取り扱い通貨は7通貨となる。