神戸の人気観光スポットのひとつでもある元町には、旧居留地と呼ばれるエリアがあります。1858年、日本は諸外国と修好通商条約を締結し、長年続いた鎖国政策を終わらせました。この時、神戸を含む5つの港が外国に開かれたことが神戸外国人居留地の始まりです。

当時は外国人が居留地に住まって商館を開いたりしました。格子状の街路や西洋風の街頭、街路樹、公園などが整備され、砂地と畑地だった神戸の港町は一気に西洋風に変化していったのです。

その名残をいまでも感じることができ、日本ではないような雰囲気が漂っているのが旧居留地です。当時、外国人が実際に住まった歴史ある建物が利用され、現在は外資系のハイブランドのブティックや一流企業のオフィス、博物館、カフェなどが軒を連ねているのです。

そんな西欧の雰囲気が漂う旧居留地で、テラス席に座りながら歴史ある街の様子を眺めることができるカフェ、「カフェラ 大丸神戸店」をご紹介しましょう。

「カフェラ」は神戸元町の代名詞ともいえる百貨店、大丸の一階にあります。イタリアのバルのようなおしゃれな雰囲気が漂う店内で飲食することもできますが、旧居留地の街並みを見渡すことができるテラス席が人気です。

テラス席からは、たびたび行き交う高級車や当時の建物を改装したブティックなどを眺めることができます。ヒーターをつけてもらえたり、ブランケットを貸してもらえるので、寒い季節や冷える夜でも気兼ねなく利用することができます。

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