や、あの北川景子さんを魅了したショウガラーメンの名店「信月」など、数え上げればきりがない。
首都圏でいえば、横浜市民が愛するソウルフード・サンマー麺の名店「玉泉亭」、に平塚市民が愛して止まない独自の平塚タンメン、日本で初めてミシュランの星を獲得したラーメンなど、もはや挙げていくことが困難なほど、さまざまな名店がひしめき合っているのだ。
そんな日本中にある美味しいラーメンの中から、今回は東海地方でしか味わえない絶品ご当地ラーメンをご紹介したい。
お店の名前は「岐阜タンメン」だ。
・2010年にスタートした岐阜タンメンの歴史
実は「岐阜タンメン」、まだこの世に生み出されてから10年しか経っていないご当地ラーメン。
しかしながら、現在では岐阜県内に8店舗、愛知県内に10店舗と、東海地方で非常に愛されるご当地ラーメンとして人気を博している。
そもそもこのお店がなぜ「岐阜タンメン」という名前なのか?という部分だが、非常に深い意味がある。
愛知県稲沢市の屋台から始まったこちらのお店、一時は完全撤退を考えるほど人気のないお店だったそうなのだが、岐阜県岐阜市に店舗を構えて開店すると、いつの間にか行列のできるお店になったのだという。
そのため、岐阜の人に感謝しているとい意味合いをこめ、「岐阜の人に感謝タンメン」という名前をつけ、それが省略され「岐阜タンメン」という名前になっているのだという。
このタンメンを食べるために、日本全国から岐阜にお客さんが来てくれるようになって、岐阜の方たちに恩返しがしたい、そんな店主の熱い気持ちが店名に詰まっているのだ。
・絶品の岐阜タンメンとは?
こちらのお店、まず席に着席すると、酢もやしについての説明がなされ、美味しいおつまみを味わいながら、絶品の岐阜タンメンを待つことができる。
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