三井住友信託銀行は、2021年3月1日(月)より、100名を対象としてエンディングノートなどを含めた「終活キット」の無料配布を開始する。
三井住友信託銀行は、社会貢献のための寄付信託〈明日のかけはし〉(契約者が希望する寄付先を選んで、毎年1回、信託元本から寄付する仕組み)を推進してきた。
2020年5月には、新型コロナウイルスのワクチン・治療薬の開発を行なう大学などに寄付できる「新型コロナワクチン・治療薬開発寄付口座」を開設している。
このように人と人の絆を重視した活動を行なっている三井住友信託銀行が、「終活キット」の無料での配布を開始する。その背景には、遺言や死後事務など「終活」に関する問い合わせが増えている事情もあるという。
今の時代に即した終活キット
「大切な人や社会に迷惑をかけたくない」「自分の想いを残しておきたい」などといった声を受けて、終活への早めの備えに気づきを与え、終活のためのサポートが信託で行なえることを伝えるために、今回の「終活キット」の配布を行なうとのことだ。
終活キットの内容は、エンディングノート、ライフメモリアルノート、オリジナル万年筆、レターセットとなっている。
エンディングノートは、検討する項目が体系化され、必要項目が絞られている。デジタル遺品など、現代に即しているという特徴もある。
ライフメモリアルノートでは、自分が大切にしている想いを、よりダイレクトに伝えられる。人生の振り返りや、これからの目標を記入するパートも用意されている。
終活キットの申し込みは、三井住友信託銀行のホームページの専用申し込みフォームから行なえる。申し込み期間は2021年3月1日(月)~3月11日(木)。抽選で100名に終活キットが発送される。