オリジナルブランド「マナラ化粧品」の開発・販売を行う株式会社ランクアップが、勤労感謝の日である1123日に、ママ社員の仕事を子供が疑似体験するイベント「はじめてのお仕事体験」を実施した。会場となったのは、東急プラザ銀座店にあるMANARA Tokyoランクアップの販売促進部として働く大橋良美さんの愛娘の怜奈(れな)ちゃんがマナラ化粧品の商品を販売する店舗でのお仕事体験に挑戦し、その姿を母・良美さんが見守った。

ランクアップは社員の8割が女性で、その半数がママ。女性が働きやすい環境を実現させている同社は、社員の育児を積極的に応援している。今回の「はじめてのお仕事体験」は、ママ社員は子供の成長を感じ、子供は働くことへのあこがれを持つきっかけになってほしいという思いから企画されママ社員に対する応援の一環として行なわれた。

接客、ラッピング、ディスプレイなどに挑戦

「れな」と書かれた名札を付けた怜奈ちゃんは、まずは接客を体験。「手の乾燥が気になるんです」というお客さん役のスタッフにハンドクリームを試してもらい、さらには爪用美容液であるネイルケアエッセンスをお客さんの爪に塗ることにも挑戦した。

怜奈ちゃんは、お客さんが購入する商品のラッピングも体験。その商品を渡してお客さんを見送った後は、店頭ディスプレイのお手伝いも行なった。

お仕事体験を無事に終えた怜奈ちゃんは、お母さんへの感謝の手紙を書いた。店舗スタッフと相談しながら書き上げた手紙を渡してイベントを締めくくった。

働きやすい福利厚生制度を導入

良美さんによると、化粧に興味がある怜奈ちゃんは今回の体験を非常に楽しみにしていたとのことで、体験後に感想を聞かれると怜奈ちゃんは「お客さんの手に(化粧品を)塗るのが楽しかった」と答えた。

怜奈ちゃんのお仕事体験について良美さんは「ハラハラしながらも、頑張ってるなと思ってちょっと泣きそうになっちゃいました」と答え、ランクアップの様々な取り組みについて「働きやすい環境は、キャリアを積んでいく上でもありがたいです」と語った。

ランクアップの働きやすさは、産休・育休からの復職率100%という数字にも表れている。その背景には独自の福利厚生があり、朝5時~22時内で自由に勤務できる「スーパーフレックス制度」など状況に応じた働き方を選択できるようになっている。こうした社内体制でママ社員が働きやすい環境を実現しているのだ。