元カリスマキャバクラ嬢で実業家の「エンリケ」こと小川えり(34)が17日、自身のYouTubeチャンネル『エンリケ空間チャンネル』を更新。「今回の騒動でご迷惑をおかけしている皆様へ」とタイトルが付けられた動画で、週刊文春で報道された“返金トラブル”などについて釈明した。

自身が経営する銀座のシャンパンサロンで店に訪れた男性が死亡していたことが報じられたエンリケだが、この一件に関しては警察の捜査中で事情聴取を受けたことも認めていた。だがさらに週刊文春は、エンリケが広告塔となり、夫が手掛けているという“買取パートナー”なる事業に出資法違反の疑惑と返金トラブルがあると報じていた。

この日、エンリケは普段の雰囲気とはガラリと違う白のワイシャツにナチュラルメイクで登場し、「この度は皆様にたくさんのご心配、ご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした」と頭を下げ、「今回問題となっている買取パートナーの件ですが、私自身、何も把握しておらず、夫に任せっきりでいました。夫のことは心から信頼しているパートナーでしたが、実際は彼の言ってることと、説明とまったく違う事実が次々と発覚していきました」と経緯を説明。

続けて「今回、問題となっている買取パートナーの件ですが、私の夫が管理しており、その会社で契約を行っていたようです。夫は複数の会社を経営しており、その中の一つが私の代表取締役である『株式会社エンリケ空間』でした。夫は、買取パートナー以外複数の事業を行っていましたが、私は全て状況を把握しておらず、全容も分からず、今何から、何に手をつけていいか、全く分からない状況です」とした。

エンリケをまったく知らない人のために説明すると、もともとは名古屋の高級キャバクラ勤務時に、3日で2億5000万円を売り上げたという伝説のカリスマキャバクラ嬢。18年には当時の安倍晋三首相主催の『桜を見る会』に招かれたことで“日本一のキャバクラ嬢”として一気に知名度を上げ、その後キャバクラ勤務を引退すると、20年には銀座で『シャンパンサロン エンリケ』を開業。さらに株式会社エンリケ空間の社長として、セルフエステ100店舗とフランチャイズ契約を結ぶなど実業家に転身し、同時に月350万円もの家賃の超高級マンション暮らしを発信するセレブ系インフルエンサーに。シャンパンサロンで男性が死亡した直後にもフランス、イタリア、ギリシャ、トルコなどヨーロッパ豪遊旅行する様子をSNSから発信して反響を集めていた。

エンリケは動画の最後で「今回の報道を受けて話をしましたが、状況把握し解決のために全力で動こうと思います。連絡をお返しできない方たくさんいますが、少しお時間ください。深い悲しみを与えてしまっているのに。また今回たくさんの方たちにご心配、ご迷惑をおかけしてしまって本当に申し訳ございません」と被害者への返金も匂わせていたが、その数時間後に配信された実業家の「青汁王子」こと三崎優太氏(33)のYouTubeチャンネルの動画『大炎上中のエンリケ本人に直接真実を聞いてみた』に出演した際は、所持金を問われるや「貯金はゼロに近い」とアピールするなど普段のセレブ生活とはかけ離れた言動に呆れる声も多かった。