9月22日の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が行った記者会見の生中継が放送された。
この日、番組では旧統一教会問題を追っているジャーナリストの有田芳生氏と鈴木エイト氏をリモートで招き、教会改革推進本部本部長に就任した勅使河原秀行氏と福本修平弁護士が行った会見を一緒に見守った。
『ミヤネ屋』ではこの会見で、左下に有田氏、右に鈴木氏のワイプをそれぞれ表示。勅使河原氏らの発言に違和感あった場合、「意義あり!」というフリップを出してもらい、その理由についてその場ですぐに簡単に説明するという新システムを導入していた。
「これにより、旧統一教会問題に精通しているわけではない視聴者も、教会側の発言のどこかどう間違っているのか把握することができた上、旧統一教会の言い分を一方的に流さずに済むことに成功。ネットからは、『エンタメ性もあるしすごいわ』『リアルタイムツッコミめっちゃ分かりやすい』『批判報道の先頭をひた走ってる』といった称賛が集まっていました」(政治ライター)
また、会見後の鈴木氏の分析にも反響が集まっているという。勅使河原氏の発言の多くに「意義あり!」を出していた鈴木氏だが、最後には「ちょっと全体的に思ったんですけど、勅使河原さんすごい指が震えてましたよね」と指摘。「単なるあがり症なのか、もしくは嘘をついていることへの良心の呵責があるのか、そのあたりいろいろ検証していこうと思います」と明かしていた。
「実は『ミヤネ屋』、会見の質疑応答中に何度か勅使河原氏の指先をアップにして映す場面がありました。これが鈴木氏の要望によるものだったのかは分かりませんが、指は確かに震えており、記者の質問を聞きながら執拗にペンをいじっているような状態でした。この指摘にネット上からは、『痛いところ突かれたんだろうな』『目の付け所がさすがすぎる』『震えにまでツッコむってミヤネ屋の隙ないな』という声が集まっていました」(同)
会見ではTBS報道局記者の金平茂紀(68)の鋭い質問に対し激怒する福本弁護士の姿もしっかりと映していた『ミヤネ屋』。ここ数日、旧統一教会報道に割く時間が少なくなっていることがネット上で物議を醸していたが、やはりワイドショーでもっともこの問題に切り込んでいるのは『ミヤネ屋』なのかもしれない。