9月22日放送の『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(TBS系)に、全国霊感商法対策弁護士連絡会の紀藤正樹弁護士(61)が出演。同日に行われた世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の会見を「不誠実な会見」「非常に残酷な団体と心から思う」と切り捨てた。

安倍晋三元首相の銃撃事件後、3回目となった旧統一教会の会見。1回目、2回目は旧統一教会の田中富広会長(66)による会見だったが、今回は、教会改革推進本部の勅使河原秀行本部長(58)と顧問弁護士である福本修也弁護士が会見に臨んだ。

『ゴゴスマ』では、この日の午後2時頃から行われた会見を、番組開始から約1時間をすぎたところで一部抜粋して放送。ここまでの印象を聞かれた紀藤弁護士は「率直に言って、過去最も不誠実な会見でしたよね」「具体的な話を一見しているようにみえて、中身がないんですよね」とバッサリ。

被害者救済について、福本弁護士が「裁判で解決する」というような発言をしたことについても「なかなか献金の額を証明できないとか、家族被害とか、そういった被害を具体的にどう解決していくかっていう処方箋はどこにも提示されてませんよね」と指摘し、「具体的に示してくれなければ何ら信用できない」と苦言を呈した。

さらに、会見の質疑応答で『報道特集』(同)の金平茂紀氏(68)が被害者状況を訴えながら投げかけた質問に対し、勅使河原氏が答えにならない回答をしていたことについても「本部長レベルの人が霊感商法の実態をご存じないということですよね」「ところが教団の中で何が起きているのか全くご存じのない方が会見に出て、『自分は知らない』『聞いてみないと分からない』という人がどんなに対策を立てても良い対策を立てられるわけがない」と持論を展開。

続けて、会見に臨む人物として「勅使河原氏を選んだこと自体が我々から見たら不誠実」とコメント。そもそも、勅使河原氏は1992年に合同結婚式に参加し、現在は教団を脱退している元新体操選手の婚約者として当時のワイドショーで有名になった人物であることから、紀藤弁護士は「その方がすごくかわいそうですよね。彼女自身も被害者なのに、またこういう形で晒されると。このこと自体が二次被害」だと激しく非難し、「勅使河原氏を(会見する人物として)選んだこと自体が、非常に統一教会というのは残酷な団体だなって心から思います」と、激しく非難していた。

一方で、公式サイトでは「旧統一教会 きょう3度目の会見へ『改革の方向性』を公表 紀藤弁護士が生解説」と事前告知していたものの、なかなか会見を報じる様子のない『ゴゴスマ』に対し、SNS上では「台風にもなってないのに必死に報道って何やってんの?」「CBCはいわゆる統一教会に腰が引けているのか?」「ゴゴスマ は腑抜けてしまったのね残念」「告知と内容が違いすぎる」と、批判の声が集まっていた。

「裏では、『ゴゴスマ』と同時刻に始まる『ミヤネ屋』(日本テレビ系)が旧統一教会の会見を最後まで中継していたのに対し、『ゴゴスマ』はなぜか40分近くも“もしかしたら台風になるかも!?”というほぼ無意味な特集。しかも、紀藤弁護士の解説かと思ったら、VTRにまとめたものを少し流しただけで、会見終了前に特集は終了し、再び天気予報に。そのため、『ミヤネ屋』と比較し『TBS報道特集の金平氏が強烈な一撃を喰らわせているのに生中継しないゴゴスマは何なんだろうか。系列局なのに何してんだ、統一教会に強く出られない何かがあるのか?この件に関しては #ミヤネ屋 が本当に抜きん出てる』『ミヤネ屋は統一教会の3度目の会見の生中継をやろうとしてるのに、ゴゴスマは呑気にいつも通りお天気コーナーをやってるよ』と呆れ声が続出していました」(政治記者)

『ミヤネ屋』と『ゴゴスマ』だが旧統一教会に対する報道姿勢で大きな差がついてしまったようだ。