11月21日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に元大阪府知事の橋下徹弁護士(53)が出演。日本時間の11月20日に開幕した「FIFA ワールドカップ カタール2022」(以下、カタールW杯)の話題で「同性愛」や「宗教」の話を持ち出し、ネット上から「橋下さんは毎回何を言ってるのか……」「屁理屈もたいがいにしろ」と呆れ声が上がっている。

今回、史上初の中東開催となったカタールW杯。海外メディアによると、開幕式の費用は約2200億ドル(日本円で約30兆円)。前回のロシアW杯と比較し約15倍の資金を費やしているそうで、番組では公式ソングを歌うBTSのジョングク(25)やアメリカ人俳優のモーガン・フリーマン(85)などのほか、ラクダが登場するなど中東ならではの演出を紹介。

これについてMCの谷原章介(50)が「BTSだけじゃなくてモーガン・フリーマンなんかも出てました。いかがですか?」と話を向けると、橋本氏は「本当、豪華絢爛。ちょっと東京五輪がコロナ禍だったから、ああいう形になってしまったがゆえに対照的な開会式だと思う」と、まずは東京五輪の開幕式を引き合いに出し感動を述べた。

そして「このことをキッカケにカタールが経済的にもどんどん成長すればいいと思うんですけど」と切り出すと、「また政治の話に引き戻しちゃうんだけど、宗教と人権って難しいね」「一応宗教上、同性愛は禁止になっているわけじゃないですか。我々は同性愛とかそういう部分を認めていこうという話しになってるんだけど、これ、外部からやっぱり言えないですもんね。なかなか」と、突然の話題転換。

そして「だから宗教上の理由で虐殺や殺人だったら『ダメだよ』と言えるけど、やっぱり言えない部分は『そっちで考えてね』と言わなきゃいけない部分もあるから」と言うと「今、日本で外部から宗教にバーンと言ってることについては、ちょっとよく考えなきゃいけないんだなと思ったんですけど」と、国内で話題になっている“宗教議論”の話に結び付け自己主張を述べた。

この橋下氏の主張に視聴者は「もう何でもかんでも自己主張に結びつける。屁理屈もたいがいにしろ」「橋下徹さん的外れなこと言ってて草」「橋下徹氏、コメンテーターもうやめてくれないかな…的外れにもほどがあるでしょ……」「ワールドカップ開会式をやってたんだけど、橋下徹が突然、宗教の話をしだして、婉曲的に統一教会擁護的な発言。こいつは相変わらずだな」と辟易。

「カタールでは性的マイノリティに対しての差別が問題になっており、法律で禁じられています。橋下がこうした背景に触れたところまでは理解できるのですが、その後はなぜか日本国内での宗教議論の話に。これを“旧統一教会問題”のことだと認識した視聴者も少なくなかったようで『婉曲的に統一教会擁護的な発言』『統一教会擁護を言いたいのだ』との批判も見受けられました」(政治記者)

なんでもかんでも自己主張に結び付ける橋下氏のやり方は、あまり視聴者に好まれないようだ。