12月5日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で、先月28日に死去していたことが報じられた俳優の渡辺徹さん(享年61)の訃報を報道。MCの谷原章介(50)のコメントに視聴者から苦言が集まっている。

先月20日に発熱、腹痛などの症状が出たという渡辺さん。検査の結果、細菌性胃腸炎と診断され、入院していた。その後、敗血症と診断されて治療を受けていたが、亡くなったという。

30歳で2型糖尿病を発症し、ダイエットとリバウンドを繰り返していた上、慢性腎不全のため人工透析も受けていた渡辺さん。2012年に虚血性心疾患、2013年には膵炎を患い、2021年には大動脈弁狭窄で手術を受けるなど、病と戦い続けた生涯だった。

この訃報に谷原は、「僕、50(歳)で徹さん61(歳)。たったまだ11(歳差)で、干支1回りも離れてないんですよ」と感慨深そうにコメント。「本当にあらためて僕、自分のためにも家族のためにも健康しっかりチェックをして気を遣わなければいけないなと思いました」と話していた。

しかし、この谷原のコメントに視聴者からは、「徹さんが健康に気を使ってなかったって言ってるじゃん」「いま自分の健康について気にするタイミングじゃないでしょ」「トンチンカンにもほどがある」「不謹慎」「渡辺徹さんが健康に気を付けてなかったみたいに聞こえる」という苦言が集まっている。

「確かに渡辺さんは大食感で知られていましたが、結婚後、妻でタレントの榊原郁恵(63)がかなり食事に気を遣い、ダイエットを成功させたというのはあまりに有名な話。今回の谷原の発言はその榊原とのエピソードを台無しにしかねないものになっていました。また、訃報で自分の話を持ち出したことも視聴者の不快感を買う一因となったようです」(週刊誌記者)

今回、渡辺さんが亡くなる原因となった敗血症は、感染症により臓器障害が引き起こされる状態で、糖尿病などで免疫力が低下している人などのリスクが高いとのこと。渡辺さんも細菌性胃腸炎から敗血症が引き起こされてしまった形になったが、あまりに突然の死去だったこともあり、渡辺さんの死を自身の健康を見直すきっかけにしようとする谷原の発言に怒りの声が寄せられてしまったようだ。