12月7日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で放送された、お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃん(45)の恋人探し企画『MONSTER LOVE』の、ある一幕が大きな話題になっている。

この企画はクロちゃんが恋人候補の女性たちと沖縄で共同生活をおこない、毎晩ひとりを落としながら、好きな人を見極めていくというバチェラー的な内容。しかし、恋人候補の中には番組側が用意した「クロちゃんを本当に好きではない女性」が混ざっており、クロちゃんはその人狼的な女性も見つけ出さなければならない。

この日はパティシエ見習いのミク、女子大生のミナと急接近したクロちゃん。夜にみんなで花火をしたあと、ミクが手作りしたクッキーを食べることになったが、ここで問題が発生。なんとミクが焼いたクッキーが粉々に割れていたのだ。

その場では犯人捜しの雰囲気に。真っ先に疑われたのは現在クロちゃんと、もっともいい感じとなっている熊本PR大使のリチだったが、ミクとクロちゃんの仲への嫉妬心は認めながらも、泣きながら否定。その後、ホテルアテンダントのマミが、ミクの自作自演なのではないかと指摘すると、リチもそれに乗っかり、ミクは号泣してしまう事態に。

クロちゃんは「つらいと思うけど……でも名前出ると思わなかったから、ごめんね」と肩に手を添え、「やってないもんね。だって、やるわけないじゃんね」と慰めていた。その後おこなわれた脱落者発表ではマミが落ちることに。実際、マミはクロちゃんのことが好きではなかったといい、「今回のことでクロちゃんのこと大嫌いになりました」とまで言い放った。

一方、番組がおこなったインタビューの中で、クッキー破壊事件についてクロちゃんは、「あれ、やったの僕ですよ」と、あっさり告白。「え?なんでそんなことしたんですか?」と困惑するスタッフに、クロちゃんは「あのまま普通にクッキーむしゃむしゃ食べて『おいしい』で、それで終わりじゃん」と言い、クッキーを使って女性たちの立ち振る舞いを見極めたかったなどと話していた。

「このクロちゃんの発言にネット上からは、『ゾッとした』『クズすぎる』『怖い、怖い』といった悲鳴が集まった一方で、『確かにクッキー破壊で一気に面白くなったな…』『演出の天才なんじゃ?』『策士すぎる』という驚きの声も集まっていました。スタジオもクロちゃんの行動には騒然としていましたが、クッキー破壊事件で場の緊張感が一気に増したのは確か。演出の上手さに舌を巻いた視聴者も多かったようです」(週刊誌記者)

このところ毎年おこなわれているクロちゃん企画。クロちゃん自身のドス黒い言動に視聴者からも驚きの声が上がっていた。