12月12日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)で、MCの羽鳥慎一アナウンサー(51)が唐突に同局員の玉川徹氏(59)の名前を出して皮肉を言い放つ場面があり視聴者がざわつく場面があった。
この日、番組ではマナーコンサルタントの西出ひろ子氏(55)をゲストに迎え、年賀状を終わりにすることを知らせる「年賀状じまい」をはじめとした年賀状に関するマナーを紹介していた。
その中で「年賀状じまい」の最後に住所と電話番号を書くことについてスタジオに出演していたタレントの石原良純(60)が異論。「年賀状やめるんだから住所も電話番号もいらなくて、メールアドレスだけでかい字でバンバンバンバンって書いておいた方がいいんじゃない?」と提案する一幕があった。
これを聞いた西出氏は「すごいいいアイディアだと思います!」と肯定。一方、「(相手が)返信したいときにやはりもしかすると書きたい人もいるかもしれません」と言い添えていた。
このやり取りを聞いていた羽鳥アナは「さすが西出さん。良純さんが言ったことを否定するのではなくて『いいですね』って言ってからちゃんと言うじゃないですか」と言い、「人間としての受け答えができてる」と絶賛。「1回受け入れてからご自身の意見を言うという、というですね。ぜひ玉川さんにも伝えたいと思います」とその場にはいない玉川イジリを展開した。
この羽鳥アナの発言にネット上からは、「玉川さんへの嫌味じゃん」「確かに羽鳥アナって玉川いなくなってからイキイキしてる」「思いっきり皮肉言ってて笑った」といった面白がる声が集まっていた一方、「玉川いじり全然忘れてない」「視聴者に忘れさせないため?」「皮肉に見せかけたフォローかも」という声が集まっている。
「今年9月に安倍晋三元首相(享年67)の国葬に対し、『当然これ電通入ってますからね』と事実ではない発言をし、その後懲戒処分となった玉川。番組は降板しなかったものの、それまでの毎日スタジオでコメンテーターとして出演するスタイルを変え、取材を中心にしていくとしました。しかし、良くも悪くも過激な発言が多い玉川に戻って来てほしいと感じている視聴者は少なくないようで、SNSではいまも毎日のように玉川待望論が盛り上がっています。いい意味でも悪い意味でも注目が集まるため、今後玉川がスタジオに戻ってくる可能性は高く、視聴者に忘れさせないという意味でも羽鳥アナは定期的に玉川の名前を出しているのかもしれません」(政治記者)
玉川氏不在でもイジリを忘れない羽鳥アナ。視聴者への無言のアピールなのかもしれない。