12月21日の『めざまし8』(フジテレビ系)では、劇団「ダルカラードポップ」主宰の劇作家・谷賢一氏(40)が、同劇団の女優・大内彩加(29)から“性加害”を告発されたという内容を報道。MCを務める谷原章介(50)の的外れなコメントに呆れ声があがっている。
大内氏は、2018年6月から谷氏に「日常的に胸やお尻を触られていた」「卑猥な言葉をかけられる」「卑猥な内容のLINEが送られてくる」等の性加害を2021年3月まで受け続けていたとし、谷氏に対して慰謝料など550万円を求める訴訟を起こしたことを明らかに。
さらに20日に行ったオンライン会見で大内は、先行上演として演劇「福島三部作」の東京公演を行っていた2018年7月26日の木曜日に「結果としてレイプされました」とも告白した。
この告発によって、今月16日からスタート予定だった女優・南果歩(58)が主演する舞台が急遽全日程中止になっている。
この騒動に対し、谷原は「僕も実は谷賢一さんと舞台でご一緒したことがありまして。演出家ではなく翻訳ものの舞台だったので、翻訳、翻案、脚色の部分をやっていて」と切り出すと、「僕も二、三度ですね、稽古場の場でお会いしたんですけれども、とてもそういう方には、そのときは僕は全然そういう印象を持ちませんでした」と、谷氏の印象を語った。
その後、「ただ具体的な女性からの、大内さんからの主張がありますので、これらが事実とすると許せないことですよね」とも語ったが、「僕は全然そういう印象を持ちませんでした」という発言に対し、視聴者からは「男から見て、そういう男には、見えなかった?男にはわからんよ、そういうのは」「谷原章介氏のコメント……程度の低さ……」「男性陣の庇うようなコメントは不快だ」「谷原そんなフォローいらん」「そりゃ谷原さんに性的な事はしてこないだろ笑」「谷氏とは2度ほど仕事をした事がありますが、その時はそんな事する人には見えなかったが……谷原MCのこれいる?」と批判的な声があがっている。
「また、舞台開幕初日の前日に大内氏が告発したことに対して、谷原が『南果歩さんとか有名な方も出てらっしゃいます。そういった方たちに対する影響を鑑みても、ここで行動を起こさざるを得ないっていう強い意志を感じる』とコメントしたことについても、『有名人が出てる舞台かどうかが問題じゃねーよ谷原。これが事実なのかどうかが問題なんだよ』と呆れ声があがっていました」(週刊誌記者)
谷氏は「かつては性的なハラスメントもあった」と反省しているが、2016年以降は自身の行いを改めたとして今回の訴えに対しては事実無根と主張している。両者の意見が食い違っていることから、今後司法の場で明らかになるのを待つしかなさそうだ。