女優の柴咲コウ(41)が21日、『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演。移住先の北海道で畑を作り、野菜を育てていることなどを明かしたものの、視聴者から冷ややかな反応が上がる事態になっている。
柴咲は2020年頃から北海道に家を建てて移住を開始。現在は北海道と東京の二拠点生活を送っており、自身のYouTubeチャンネルでは、北海道の森でピクニックをする様子や、北海道で暮らしている自宅のルームツアー動画などを公開している。
そんな柴咲だが、この日は番組で移住について「両親が北海道(出身)とはいえ、住もうとは思ってなかった」と告白。しかし「なんかタイミングが合って、初めて行く場所でいろいろ見てたら『なんか住みたい』ってなって。そこからさーっと決まっていったので」と明かした。
また番組では、柴咲が荒れた畑の草を刈って耕し野菜を育てて収穫、その場で食べるという映像も披露。柴咲は「始めちゃったよね、畑。っていう」「ちゃんと収穫できたんですよ!」と笑顔で明かしており、「なんのために生きてるか分からなくなりますもん、こんな仕事してたら」と、移住生活がそれほど充実しているんだと力説していた。
しかし、このVTRに視聴者からは「都会人の方が田舎に憧れるよね」「田舎暮らしを美化しないで」「スターだからこういう庶民の生活が特別に感じるのだろうか」「基本何でもそうだが無い物ねだりな生き物だからな、人間は」という冷たい声が寄せられている。
東京で芸能活動しつつ、北海道では自然を楽しむという二拠点生活を満喫していた柴咲。『こんな仕事してたら』という言葉に現れているように、都会での生活に疲れていた様子も伺えた。しかし、実際にはずっと田舎に暮らしながら、都会の華々しい生活に憧れている人の数の方が圧倒的。それだけに柴咲の発言が薄っぺらく受け止められてしまったようだ。
「また、柴咲といえば2020年に国会で種苗法改正案が審議されていた際、2020年4月30日にツイッターで『このままでは日本の農家さんが窮地に立たされてしまいます。これは、他人事ではありません。自分たちの食卓に直結することです』と呼びかけたことが記憶に新しい。しかし、この改正案は、そもそも海外への持ち出し防止を目的としたもので柴咲のツイートは大炎上。柴咲は投稿を削除するなど厳しい批判に晒されました。このことが記憶に残っている視聴者も多かったようで、この日の放送に『柴咲コウが土いじりの話すると、種苗法の件を連想するんだけど本人的にはもう終わったことなのかな』という疑問の声も集まっていました」(週刊誌記者)
柴咲自身は大満足の二拠点生活も世間の視線は冷ややかなもののようだ。