『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に4日、DeNAアスレティックスエリートアドバイザーの瀬古利彦氏(66)が、箱根駅伝の解説のために生出演。玉川徹氏(60)の不在に言及した。

羽鳥慎一アナウンサー(51)から「年に一度のお楽しみ。瀬古さんのコーナーです。今年もありがとうございます」と紹介された瀬古氏は、開口一番に「今日はなんか、箱根駅伝ど素人のおじさんがいないじゃないか」と、玉川徹氏の不在をツッコミ。

これに羽鳥アナが「ど素人おじさん、ちょっと今年はいないんです」と言うも、瀬古氏は「なんで?」と食い下がり。羽鳥アナは「なんでかはちょっとあとで説明します」と不在の理由を詳しくは語らなかったが、「これが楽しみで来てるのに」と玉川氏との再会できず残念がる瀬古氏に、「来年は、大丈夫だと思います」と説明していた。

この一連のやり取りに視聴者から「瀬古さんも玉川さんがいないと寂しいみたいですね。早く復帰されるといいです」「おぉー!瀬古さんが『玉川さん』てワードを出した!さ、来年度どうなるでしょうかね?!」「瀬古さん、玉川さんに言及してくれた!(笑)え、来年までには戻ってくる?? だといいなぁ。」「瀬古氏を呼んだ日こそスポーツに疎い玉川が効いてくるのだが」との反応が集まっている。

「玉川氏は、安倍晋三元首相の国葬に関して『電通が入ってますからね』と事実誤認の発言をしたことで、処分を受け番組の出演が激減。昨年10月19日に番組内で謝罪していて以降、数回しか出演していません。しかし、いまだに玉川氏のスタジオ復帰を望む声は多く、羽鳥アナやレギュラーコメンテーターの長嶋一茂が玉川氏の名前があげることもしばしば。羽鳥アナが『来年は大丈夫だと思います』と話していたところを見ると、時期を見ながらスタジオ出演を増やしていく算段はあるのではないでしょうか」(政治記者)

昨年は、駅伝の解説に来た瀬古氏が、急に人類の起源に関する話を始めた玉川氏のトークを聞いて「完全に飽きる」という場面もあり、そんな2人のやり取りを楽しみにしていた視聴者もいたことだろう。

そんな『モーニングショー』は、1月4日に発表された2022年の年間平均視聴率によると、個人全体5.4%、世帯9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、朝の同時間帯で3年連続横並びトップを達成。玉川氏の不在は視聴率にはあまり影響していないようだ。