1月26日放送の『ひるおび』(TBS系)にタレントの眞鍋かをり(42)が出演。SNSを通じた闇バイトで強盗や窃盗事件が相次いでいることについてコメントしたものの、視聴者からは「問題発言」という指摘が上がる事態になっている。
現在、関東各地や西日本で相次いでいる強盗事件や窃盗事件。これらの事件の背景にSNSの闇バイトの存在がある可能性が高いことが判明し、物議を醸している。
『ひるおび』が取り上げた事件では、指示役は「ルフィ」と名乗り、滞在しているフィリピンからSNSを通じて実行役に強盗や窃盗の指示を出していたとのこと。実行役はSNSで集められた素人の若者。一連の事件で逮捕された実行役の容疑者の供述によると、指示役はもちろん、実行役も互いに面識はないという。
なお、この一連の事件では今月19日に東京都狛江市に住む90歳の女性が強盗に遭い、暴行を受け、手を縛られた状態で死亡するという悲惨な死亡事故も発生している。
そんな中、この話題についてMCの恵俊彰(58)から「なにがあっても絶対やっちゃいけないですね」と話を振られた眞鍋は、「そうですね」と賛同しつつも、「でも振り込め詐欺とかお金を受け渡すとかそういうことだけであれば……本当に、あの、手を染めてしまうという人がいるのかもしれないですけど」と言葉を選びながら発言した。
また、続けて「一般人の末端の実行犯で、強盗に入って実際に人を傷つけたり殺してしまうとか、そこはハードルがとてつもなく高いんじゃないかと思うんですけど」と言い、「それでも実際にそういう人間が集められてしまうのが本当に理解できないです」と困惑したように明かしていた。
しかし、この眞鍋のコメントに視聴者からは、「オレオレ詐欺は仕方ないのか」「今のは問題発言。詐欺の受け子くらいなら仕方ないのかよ」「振り込め詐欺ならいいのか?」という疑問の声が集まっていた。
「強盗殺人と比較したときに、特殊詐欺の方は直接的な危害をくわえるわけではないことは確か。しかし、振り込め詐欺も、人の財産を脅かす犯罪。眞鍋の発言は『振り込め詐欺の受け子ならまだ理解ができる』という趣旨に受け取れることもあり、物議を醸したようです」(週刊誌記者)
眞鍋の言葉はあまりに軽々しかったようだ。