3月13日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が出演。10日に行われたWBC(ワールド・ベース・クラシック)1次ラウンドの日本対韓国戦で、デッドボールを受けたラーズ・ヌートバー選手(25)が相手投手を睨んだことについて解説し、ネット上から反響を集めている。

初の日系代表選手でありながら、その人柄と活躍っぷりで多くの日本国民に愛されているヌートバー選手。韓国戦では、6回にデッドボールを背中に受け、次の瞬間、相手のキム・ユンシク投手(22)を10秒ほど睨む場面があった。

その後のヒーローインタビューでヌートバー選手は「ちょうど凝っていたところにぶつかり、ちょっとほぐれたのでよかった」とお茶目にコメントしていたが、一部韓国メディアはヌートバー選手のこの仕草について批判的な報道を出していた。

この日、『モーニングショー』でヌートバー選手の活躍について熱く語っていた一茂だが、このデッドボールについて触れ、「睨みつけてかなりアグレッシブだなと思うかも分からないけど、これ韓国の左ピッチャーが悪いんです、はっきり言って」と断言。「ぶつけておいて、マウンドからガーッと降りてって謝る仕草が全くなかった」と指摘した。

また、11日のチェコ戦では、日本の先発投手の佐々木朗希投手(21)が相手に死球を与えてしまったが、その際は帽子を脱いで謝罪の意を表明。このことについて一茂は「(佐々木投手は)帽子取って謝ったでしょ。それとね真逆なんですよ、この韓国のピッチャーは」とし、「バッターはぶつけられて(投手が)マウンド降りてくると、『こいつ、やんのかな』って感じになるわけですよ。だから目が離せなかっただけで」とヌートバー選手が相手投手を睨み続けていた理由について説明。「本当は彼は多分謝意があれば、にらみつけるような選手じゃないと思う」とコメントしていた。

この一茂のコメントにネット上からは、「一茂ナイス」「一茂見直した」「珍しく良いこと言った」という声が集まっていた。

「普段的外れなことを言ったりすることの多い一茂ですが、この日は自分の専門的な野球の話題が中心ということでコメントも絶好調。さらに、ヌートバー選手に全く非がないにも関わらず、理不尽に韓国紙に批判されていた死球騒動についても庇いつつ、分かりやすく解説したために、視聴者からは絶賛の声が集まっていました」(週刊誌記者)

知ったかぶりコメントも多い一茂だが、野球の話題ではさすがに冴え渡っていたようだ。