3月23日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、元タレントの滝沢秀明(40)が新しく芸能事務所を設立したことを報道。MCの宮根誠司(59)のコメントに視聴者から疑問の声が集まっている。
2018年12月に芸能活動を引退し、所属していたジャニーズ事務所の役員に就任し、ジャニーズJr.のプロデュースを行う子会社・ジャニーズアイランドを設立した滝沢。しかし、ジャニーズ事務所創設者のジャニー喜多川氏(享年87)の死去後の2022年10月にジャニーズ事務所を退社し、ジャニーズアイランドの社長も退任していた。
そんな滝沢だが、21日にツイッターのスペース機能を使って新会社「TOBE」(トゥービー)の設立を発表。新人を募集し、アーティストをプロデュースするという。
番組では、会社名の「TOBE」が、滝沢がかつて所属していたタッキー&翼のデビューシングル『To be, To be, Ten made To be』から取った可能性を紹介。宮根は「こうやって見ると、やっぱりジャニーさんへの想いみたいなところも感じますし、一からやっぱり募集をかけてアーティストを発掘するというところも非常にジャニーさんの影響が大きいんでしょうね」とコメントした。
しかし、この報道に視聴者からは「ジャニーさんの名前出すなら本来、報道機関として言わなきゃいけないことがあるはず」「そのワード使っちゃうのか。ガン無視っていうか無神経っていうか」「違和感が。未成年の男の子たちにどんな事をしてきた人なのか…まるまるスルーかよ」というツッコミが集まっている。
「今月7日、イギリスのBBCが、生前のジャニー氏が所属タレントの少年に性加害を行っていた疑惑を大きく報じ話題に。日本でも特集が配信され、これまで噂レベルだった疑惑が広まった形になりました。一方、日本の大手メディアはこれに沈黙。今回、『ミヤネ屋』でも何度もジャニー氏の名前を連呼していましたが、違和感を覚えた視聴者多かったようです」(週刊誌記者)
ジャニー氏の闇の部分にはまったく触れず、このタイミングで名前を連呼した宮根。本来、メディアが報じるべき問題は他にあるだけに視聴者が違和感を抱くのも当然だろうか。