3月24日に放送された『スッキリ』(日本テレビ系)内での生中継で、お笑いコンビ・オードリー・春日俊彰(44)が動物園のペンギンの池に“わざとらしく”落下するハプニングがあり、ネットを中心に大炎上。ロケを行った“那須どうぶつ王国”も公式ツイッターで「誠に遺憾」と怒りをあらわにしている。

問題となったのは、春日がと栃木県那須にある動物園「那須どうぶつ王国」を訪れ、ペンギンを間近で観察できる「ペンギンビレッジ」でペンギンに餌やり体験をしていた場面。ドーナツ状の小さな池には20羽ほどのペンギンがいたのだが、スタジオのMC・加藤浩次(53)から「春日、池に落ちるなよ!春日、足元気をつけろ!」と何度も注意された春日は、“ネタ振り”と受け取ったのか“わざとらしく”池に落下。

これにペンギンは大パニック。スタジオの岩田絵里奈アナウンサー(27)は「絶対、ダメ!」とドン引きしながら手を叩いて大爆笑。春日がすぐに池から上がって餌やりを再開すると、加藤は再び「後ろに落ちるなよ!」「危ないよ、後ろ!後ろ危ないよ!」と煽り、春日は足元を見ながら徐々に池に落下。マイクをつけているにも関わらず全身ずぶ濡れになる姿に、スタジオは笑いが巻き起こっていた。

しかしネット上を中心に「春日さんはペンギンの様子見ながら落ちたけど、それでも身体の下にペンギンいたよ。身体の下敷きになってたじゃん。危なすぎる」「スッキリの春日全然足元見てないでペンギン踏みそうですごく怖かったし最初水入った時とか足元にペンギンいたし朝から胸糞悪い」「加藤さん、あの振りはだめだと思う。ペンギンが怪我する可能性があった」「動物を怖がらせて、動物と飼育員との信頼関係を壊して、最低。全く笑えない。ペンギンが怖がってて可哀想だった」「回転寿司の迷惑系と変わらない」と大炎上している。

また思わぬハプニングに、同行していたアナウンサーが必死に「ペンギンさんがいないところで足元に考慮して飛び込んでいます」と弁明する声も入っていたが、どうやら動物園側の許可は取っていなかったようだ。

放送後、那須どうぶつ王国は公式ツイッターで「本日のテレビ生中継について」とし「ペンギンビレッジからの中継について事前打ち合わせに無かった状況で、タレントの方が、ペンギンのいる池に入るシーンが放映されました。当園としては誠に遺憾であり、テレビ局側に厳重に抗議いたしました」と怒りをあらわにし、テレビ局に抗議したと報告している。

残り1週間で番組終了を迎える『スッキリ』。わざと池に落ちた春日もさることながら、明らかな加藤の“煽り”から始まった悪ノリの責任をどう取るつもりだろうか。