3月30日放送の『放送ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、MCの宮根誠司(59)が韓国から旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の実態を取材した。
旧統一教会の聖地といわれる本部がある韓国・カピョンを訪れた宮根は、建設が進む天苑宮を訪問。今年5月完成を目指している天苑宮は、総面積12万5000㎡、地上4階地下3階建ての巨大な宮殿。総工費は約300億~500億円にもなるといわれているが、教団本部の資金源の多くが日本人信者の献金によるもとだと以前伝えられている。なお、周辺には教団の関連施設が密集しており、HJ天宙天賓修練苑や2万5000人を収容可能な合同結婚式の会場も。
こうした建物を前に宮根は「うわぁ、これはすごいな。僕は何度かテレビでは見ましたけど、ここまで大きいとは思わなかったです、正直。これが日本人の信者の献金で全部建ってたとしたら、すごいお金ですよ、これ。いや~これはちょっと胸が痛みますね、もしそうなら」と心痛な思いを語った。
その後、宮根がスタジオの鈴木エイト(55)に対し「韓鶴子総裁が、天苑宮をなんとか完成させるために、苛烈な献金集めを日本人信者に強いてると聞きます」と話を向けると、鈴木氏は「現在138万円の献金が日本人信者に課せられているとされてるんですけど、それを1.5倍に指示を増やしたって話もある」とコメント。
さらに宮根が「これやっぱり、日本人信者の方々がほとんど献金したお金で建ってると思っていいんですか?」と質問すると、鈴木氏は「聖地の建物、施設すべてほとんど日本人信者から収奪した献金、それと霊感商法などの売り上げがここに投入されていると言われている」と説明した。
一方で、韓国内では“企業型宗教”としてリゾート地や大学の運営や新聞発行、食品・飲料販売など、政治・経済・教育・スポーツとあらゆる分野に関係しているという旧統一教会。日本で問題になっていることすら知らない人が多いようだ。
こうした実態に、視聴者からは「想像を超えた目がクラクラする額」「これだけ広大な敷地の韓国本部も、日本人献金がほとんどで、その広告塔になってたのがズブズブ自民党や維新、ってこったな」「鈴木エイトの話だと合同結婚式またやるのに現金集めるなど実態変わってない様子。もう解散命令出した方がええやろ」と大きな反響が集まっていた。