4月25日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)では「スコーンの世界」を取り上げることに。そのなかで、「男性はあまりスコーンを食べない」という説が紹介されたが視聴者から疑問の声が多く集まっている。

この日のプレゼンターで、30年間ほぼ毎日スコーンを食べ続けているという小関由美さん(59)は、登場早々スコーンに関する「1:9」という数字を紹介。小関さんによると、「男子と女子がスコーンを食べる割合」だという。

小関さんは「男子は1割しか食べてないんですね」と紹介すると、MCのマツコ・デラックス(50)も「日本の男性で日常でお茶飲んでるジジイとかいないじゃないですか。スコーン単体って結構ヘビーじゃないですか、水気がないと」と言い、「やっぱり(スコーンには)ミルクティーとか牛乳じゃないとダメだし。それもあるんじゃないかと思う。ジジイに普及しない原因は」と分析していた。

また、小関さんは「男性がスコーンを好まない理由」として、「口がパサパサになる」「ボロボロこぼす」「飲み物が一緒じゃないと無理」「食べるタイミングが分からない」などと紹介。そのため、小関さんは「スコーン=パサパサ」というイメージを覆す、外がパリパリ、中がしっとりという絶品スコーンなどを紹介していた。

しかし、この「男子は1割しか食べてない」という説に視聴者からは「男性がスコーン嫌いってどこの情報なんだろうか?」「男性でもスコーン好きな人いますよ」「男性がスコーンを食べない理由を口がぱさぱさするからって適当に理由づけてるけど、単純に近場で買える場所がないからってだけでは?」という異論が続出している。

「番組ではこの『1:9』という割合の根拠も示さず、さらに『男性がスコーンを好まない理由』というのも情報ソースは“番組調べ”というお粗末さ。SNS上にはスコーン好き男性から疑問の声が多く上がっていました。そもそも今の時代、男性・女性で食べ物の嗜好を区別するのはナンセンスということもあり、多くの批判を集めてしまったようです」(週刊誌記者)

専門店でないとなかなか売っていないスコーン。日本人にとってスコーンが身近な存在となれば、また割合も変わりそうだ。