12日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で、9日放送回で事実誤認報道があったとしてMCの谷原章介(50)が謝罪。ネット上からはさまざまな意見が集まっている。

 発端となったのは、プロポーカープレイヤーのななちゃらこと實近菜那(23)が7日にツイッターで「歩いてたら、邪魔だ!ってわざとベビーカーにぶつかってこられた」と、見知らぬ男性がベビーカーにぶつかってきて、トラブルになったことを報告したツイート。男性が實近の子どもが乗ったベビーカーを奪おうとする様子を収めた動画も公開されていた。

 しかし、9日放送の『めざまし8』ではこの騒動をテロップで「ベビーカーぶつかった男性怒り」と報道。ナレーションでも「普通に歩いていたら男性とベビーカーがぶつかってトラブルに」と説明しており、實近はツイッターで「私がベビーカーでぶつかって男性が怒ったみたいなことにされてる…?」「間違った事実をテレビで伝えるのどうなんですか…?」と困惑したようにつづっていた。

 こうした抗議を受けてか、12日放送回では、谷原が「まずは先週金曜日の放送について訂正です」と前置き。小室瑛莉子アナウンサー(24)が9日の報道に触れ、「男性とベビーカーがぶつかったとお伝えしましたが、正しくは男性がベビーカーにぶつかってきたということです。訂正してお詫びいたします」と説明し、二人で頭を下げた。

 また、続けて谷原が「改めて取材した内容とともにこちらのVTRをご覧ください」とし、ツイッターに投稿されていた實近の動画を放送。ナレーションでも「ななちゃらさんによると、普通に歩いていたところ『邪魔だ』と男性が後ろからベビーカーにぶつかってきた」と説明されていた。

 なお、最後に谷原は「取材に応じてくださったななちゃらさん、申し訳ありませんでした」とあらためて謝罪し、「番組では引き続き取材を尽くし、客観的な放送に務めていきたいと思います」と話していた。

 この騒動にネット上からは、「番組始まって謝罪が57分後じゃ、誠意もなんにも無いよね?」「谷原さん、笑顔で謝罪?」「最後の『客観的な報道』の一言はいらんやろ?客観的にみて勝手に想像して間違った報道したんやから」といった苦言が集まっていた。

 この炎上に対し、實近はツイッターで「谷原さんへの誹謗中傷が目立っていますが、彼は取材班やプロデューサーの代理として謝罪してくれただけだと思います。彼に罪を押し付けSNSで叩くことを私は望みません…」と呼びかけ。しかし、いまもなお番組や谷原への批判の声は収まらない状態になっている。

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