9月20日放送の『ひるおび』(TBS系)では、ジャニーズ事務所が創業者である故・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題を受け、社名変更の方針を固めたことを報道。コメンテーターとして出演していた落語家の立川志らく(60)が私見を語った。

今月の7日の会見では、社名変更の余地があるとしつつ社名継続の意向を示していたが、一転して19日には、公式ホームページ上で代表取締役 東山紀之(56)名義で「「本日、弊社取締役会を開催し、藤島が保有する株式の取り扱い、被害補償の具体的方策、社名変更、所属タレント及び社員の将来など、今後の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認いたしました」と今後の会社運営について報告。進捗内容については、改めて10月2日に報告する予定だという。

現在、ジャニーズ事務所をめぐっては所属事務所のタレントを起用していたCMが終了したり、ジャニーズ事務所のタレントを今後起用しない方針を決めたりするなど、現役タレントにも多大な影響が出ている。

社名変更について、志らくは「社名を変更するってことは、被害者にとっては、とっても意味のあること」としつつ、「じゃあ社名を変更したからといって、打ち切られたCMを再契約してくれるのかっていったら、そんなことはないでしょ。だから本質はそこじゃないと思うんですよね」と持論を展開。

さらに「CMがつかなくなって、どっか1つ、よしってなったら片っ端から番組なくなっていきますよ。だから、そうなった時に一体どうやってジャニーズの人たちを救ってあげるのか」と、被害者救済と同時に、現役タレントの救済も考えるべきだと指摘した。

続けて「もう今は、躍起になってジャニーズ叩きになって、みんな知ってたくせに当時は怖くて言えなかった。それが今、叩いていいとなると、もう平気でタレントでもコメンテーターでも叩くでしょ。恥も外聞もない。私はそれがすごく腹立たしい」と憤慨。

「被害に遭った方々は本当に気の毒。それを助けてあげるのは大事だけど」としつつ、「今いるタレントたち、彼らが本当に気の毒でしょうがないですね」と私見を語った。

これに視聴者からは「立川志らくのジャニーズの発言。グローバル企業のリスクマネジメントの観点から理解に苦しむ発言だよね。性加害を黙認していた事務所に残り続けるタレントもおかしいと思うよ。」「この人、事の重大さを全く理解してないのか、頓珍漢な発言ばかり」「立川志らくさんの言うとおり。なんかこの掌返しはイジメと変わらない」「志らくさんが言うように社名変更したからって、みんなが綺麗さっぱり今の問題忘れるわけじゃないよね?」と賛否の声が飛び交っていた。