9月22日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)2時間SPに、俳優の大沢たかお(55)が出演。実写化映画『キングダム』シリーズで、筋骨隆々の王騎将軍を演じるために肉体改造をした大沢だが、意外な事実を明かしMCの中居正広(51)を驚かせる場面があった。

大沢が王騎の見た目に近づけるため、約20キロ増量し、体を大きくしすぎて4回も衣装を作り直したのは有名な話。現在は、体重を落とし元のスタイルに戻している大沢だが、中居から「体には良くないですよね」と問われると、急に大きくするのも一気に小さくするのも「良くないですよ」と答えていた。

続けて、王騎の役作りについて「でもあれ、スタッフサイドからは何も言われてなくて」「つまり、(体を)大きくしてほしいってのは言われなかった」と衝撃の事実を明かし、中居は「えっ?」「勝手にやったんですか?」と驚愕。

まさかの真実に、この日一緒に出演していた、俳優の玉木宏(43)、江口洋介(55)、笹野高史(75)は笑ってしまっていたが、大沢は「(撮影後)何年も経って初めて監督と対談があって、『そもそも細い状態でやるつもりだった』(って言われて)『先言ってくれよ』と思った。あんなに頑張ったのに」と苦笑いした。

中居が「前もって監督と『こういう向き合い方をしようと思うんですけど、どうですか?』ってなかったんですか?」と尋ねると、大沢は「一切ないんですね。初めてオファーを受けて、『やります!』って言ってから、みんな音信不通のように消えていって。そこから、やるしかないのかなと」と振り返り。中居から「誰にも言われてないんですよね?」「(自分の中で)どういう声が聞こえたの?」と改めてツッコまれると、大沢は「今思えば、なんでやったのかな?」と心の声を漏らし、スタジオは笑いに包まれていた。

そんな大沢は中居から、「でも映画を見たら、間違ってなさそうですよね」と言われ、「そう信じてますけどね」とコメント。

ネット上からもまさかの裏話に「『キングダム』の役作りで 体重を20kg増やした大沢さん えぇ~、勝手にやったの!?でも大成功だと思います!」「大沢たかおさんの王騎大正解だよ!! むしろ、今となっては、あの人以外誰がやれたんだと思うくらいハマり役だよね。 誰も言ってなかったのに、よくぞあそこまで作り上げてくれたと思う」「肉体改造の裏は知りたかった。けど、監督は細いままで良かったんだ。王騎将軍は大きくなって正解だったと思う」と驚きの声が集まっていた。