岡山県と鳥取県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」(東京・新橋)にて、7月18日(木)~7月28日(日)の期間で「晴れの国おかやま・フルーツ定食~もも定食・ブドウ定食~」が提供される。7月18日(木)にはメディア発表会と試食会も実施された。
「晴れの国」と呼ばれるとおり、岡山県は日本有数の日照時間を誇り、温暖な気候が特徴となっている。その気候から白桃やぶどうなどの高品質のフルーツの生産地となっているが、今回、岡山県はフルーツの新たな可能性を追求し、白桃とぶどうを生かした定食を開発した。
定食は「もも定食」と「ぶどう定食」の2種類。もも定食はメインの白桃コロッケの他、白桃の白和え、白桃とモッツアレラの山椒風味、白桃の冷たいスープなどが食べられる。ぶどう定食はメインのピオーネの肉巻き、副菜のぶどうの白和え、ぶどうのベーコン巻き、ピオーネのタラトル(冷製スープ)などで構成されている。
定食のレシピを監修したのは、料理研究家のきゃらきゃらさん。最初に「フルーツで定食を」と依頼されたときは正直とまどったとのことだが、山椒などを使うことでフルーツがご飯と馴染むように工夫をこらしたという。
試食会で自身も試食して「白桃コロッケはかすかに桃が香りますね。ベーコンの塩味が桃の甘味を引き出して、いい仕事をしています」「ピオーネの肉巻きは、甘味と酸味がお肉から味わえます。衝撃的な美味しさです」とコメントした岡山県の公聴広報課の中山尚美課長は、今回の試みに関して「成功したら第2弾第3弾も」と意気込みを語った。
もも定食とぶどう定食はどちらも税込3300円。それぞれ1日限定5食の提供で、とっとり・おかやま新橋館の2階のビストロ・カフェ「ももてなし家」で食べられる。
とっとり・おかやま新橋館の所在地は東京都港区新橋1-11-7で、新橋駅のすぐそば。ももてなし家の営業時間は11:00~21:30(LO21:00)。