ネスレ日本株式会社は、11月17日(日)に東京のネスカフェ原宿にて、一般消費者向けの体験型ワークショップ『「加賀友禅」オリジナルトート手作り体験会』を開催する。

ネスカフェでお馴染みのネスレ日本は、持続可能なコーヒー栽培を実現するため、再生農業やコーヒー生産者の生活向上の支援などに取り組んでいる。そうした取り組みの一環として行なっているのが、「ネスカフェ ゴールドブレンド エコ&システムパック(つめかえパック)」の紙パッケージをアップサイクルした素材の活用だ。

ネスカフェ原宿では、これまでも消費者向けに様々な物作り体験のワークショップを実施してきたが、今回のワークショップでは「ネスカフェ ゴールドブレンド エコ&システムパック」の紙パッケージや間伐材をアップサイクルした紙の糸を使ったオリジナルトートバッグを活用。こちらのトートバッグに、手書き友禅の技法で絵を描くのだ。

今回の体験会において、ネスレ日本は「加賀友禅 毎田染画工芸」(以下、毎田染画工芸)とコラボ。毎田染画工芸は400年続く加賀友禅の伝統を受け継ぎながら、着物以外の様々な創作物に加賀友禅のエッセンスを落とし込む試みを続けていて、最近はたまごっちのデザインまで手がけている。

塗り絵のように彩色が楽しめる

10月30日(水)には、11月17日(日)のワークショップに先駆けてメディア関係者を対象に「加賀友禅」オリジナルトート手作り体験のワークショップが開かれた。

ワークショップでは、毎田染画工芸の毎田仁嗣氏が指導を担当。加賀友禅の技法を紹介しながら、手作りトートの作り方を解説した。

加賀友禅の技法では、下絵の線にノリを引く「糊置き」と呼ばれる作業を行なう。このノリが、次の工程で使う染料が他の部分にはみ出さないための堤防のような役割を果たし、細かく色を塗り分けることができるのだと毎田氏は語った。

今回のワークショップでは、糊置きまではすでに済んだトートバッグが用意されているので、参加者は色をつけていく作業を体験する。用意された見本を見ながら、下絵の枠線が用意された生地に色をつけていくので、塗り絵のような感覚でトートバッグへの彩色が楽しめる。

見本に従って彩色するだけでなく、自分のセンスで色を選ぶことも可能。ワークショップによって自分だけのオリジナルトートバッグを誕生させることができる点も魅力的だ。

『「加賀友禅」オリジナルトート手作り体験会』は、11月17日(日)の12:00〜13:30と15:00~16:30に実施。定員は各12名。参加費はドリンク1杯付きで、税込1000円。会場はネスカフェ原宿(東京都渋谷区神宮前1-22-8)。申し込み希望者は、11月3日(日)からネスカフェの公式インスタグラムまたは公式Xに記載のURLより応募可能。

ネスレ日本では、消費者にネスカフェが身近なブランドだと感じてもらうため、今後もこうしたワークショップのほか、アーティストとのコラボ、力を入れている沖縄コーヒーの試飲イベントなどを実施していく予定だ。