株式会社大藤不動産は高級賃貸レジデンスのJOYLUXE(ジョイリュクス)シリーズを展開する。その第一弾となるのは、横須賀市秋谷に立地する「JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA」。11月21日(木)にはメディア向け内覧会も開催された。

秋谷は葉山のすぐ南に位置し、最近では多くの著名人が別荘地を構えることから、知る人ぞ知る別荘地としてブランド化されつつあるエリア。都心から自動車で約1時間というアクセスのよさを誇っている。

今回の「JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA」は富裕層に向けた物件で、週末リゾートなどのためのセカンドハウスなどとしての活用を想定している。

内覧会には「JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA」の建物の企画から設計まで手掛けた建築家・陶器二三雄氏が登壇。国立国会図書館関西館、文京区立森鴎外記念館などを手掛けてきた陶器氏は秋谷の印象について、「静かでプライベート感のある良い場所」と語り、「JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA」は地域との調和を考慮し、あえて規模感を出さない外観にしたと語った。

また、訪問者の期待感が高まるアプローチ、飽きの来ないシンプルさなどのこだわりをもって今回の仕事に取り組んだという。

海のすぐそばというロケーションのため、バルコニー(最上階の部屋には360度の展望が楽しめるルーフバルコニーも)からは美しい海の風景、江の島や富士山、美しい夕日などを一度に楽しむことができる。

海がすぐ近いため、海で遊ぶこともできる。海水浴も可能だが、観光客が訪問するエリアではないため、海に強いプライベート感がある点も魅力だろう。

マンションの室内には4~5人が座れるキッチンテーブルが設置されているが、これも陶器氏のこだわり。この地の新鮮な野菜や魚介を料理して、ゆったりと過ごす場にしたいという考えのあらわれだ。

秋谷の魅力をアピールするため、内覧会では地元のレストランイタリアン「Loriga 三浦半島食蔵」の料理が取材陣にふるまわれた。料理を担当したシェフは「こちらの野菜は味がしっかりと濃い」と食材の魅力を語った。

キッチンにはゆったりとした空間があるため、こうした食を楽しみ、家族や友人と語らう場としてもピッタリだと感じられた。

「JOYLUXE THE RESIDENCE AKIYA」は7月から入居募集が開始し、内覧会の時点で4割程度の稼働率とのこと。部屋の埋まり具合のスピードに関して、大藤不動産の戸熊敦哉社長は「遅くなはい。ただ、物件のことを知っていただくことが今後のためにも重要」と語った。