2025年7月2日、名古屋松坂屋に「文化洋食店」の新店舗が開業しました。文化洋食店は、名古屋市千種区に本店を構える創業40年の老舗洋食店です。一日かけて作るカニコロッケ、毎朝練る新鮮なハンバーグ、二日かけて作るオニオングラタンスープなど、王道の洋食を提供しています。

看板メニューの「文化のカニコロッケ」は、玉ねぎとマッシュルームを飴色になるまで5~6時間炒め、その後、白ワインと蟹のほぐし身をたっぷり加えて煮詰め、ベシャメルソースと卵黄を加えて混ぜてから、生パン粉をまぶして揚げるという、非常に手が込んだ一品です。

一般的なカニクリームコロッケは断面が白くホワイトソースの風味が前面に出ているものですが、このカニコロッケは飴色玉ねぎとマッシュルームの茶色をしています。

飴色玉ねぎの甘さとカニの濃厚な風味が合わさり、口いっぱいに幸せが広がります。文化洋食店のコンセプトは「ご飯に合う洋食」とのことで、確かにこれは白ご飯が欲しくなると感じました。

「牛ヒレ肉のウィーン風カツレツ〜アンチョビバターソース〜」は、文化洋食店本店では食べられない、松坂屋店限定のメニューです。

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