メインのお肉は、牛カイノミのグリリアータ 甘酢生姜のコンディメント 黒胡椒ソース。カイノミはバラ肉の背中に近い希少部位で、赤身のやわらかさと脂身の旨みを兼ね備えているのが特徴です。桜チップのスモークで香り付けをし、目の前で蓋を取ってくれる演出も楽しめます。

お肉はやわらかく、とろけるような舌触りで、黒胡椒のソースでさらに旨みが引き立ちます。サラダバーのみビュッフェスタイルですが、それ以外の料理はコース仕立てて、席に座ったまま最適な状態でサーブしてもらえるので、ゆったり優雅に過ごせるのもよいなと感じました。

パスタはオレキエッテ 海老と青紫蘇のジェノベーゼ ペコリーノチーズをのせて。オレキエッテは、イタリア語で「小さな耳」という意味を持つ、プーリア州生まれのショートパスタです。

目の前で塩気のあるチーズ「ペコリーノ・ロマーノ」をすりおろしてパスタにかけてくれるので、おろしたてのチーズの香りが広がって食欲をそそります。チーズは「ストップ」というまでかけてくれるので、チーズ好きな方はぜひたっぷりかけてもらってください。

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