ユニークなのは、体内でお香が焚ける木製の香炉人形。クリスマス時期にお香を焚くエルツ地方の習慣に端を発したとされる木工民芸品です。ケーテのお香人形はすべて職人の手作りで、胴体を開けると中にお香を置く台があり、お香を置いて火をつけると、丸く空いた口から煙をくゆらせ、香りを振りまく仕掛けになっています。ユーモラスな表情にもたまりません。

小さな卵型のお香人形「スモーキー」もあり、こちらも中にお香をセットすると帽子などの穴から煙が立ち上ります。

コロンとしたフォルムで、贈り物にも喜ばれそうです。王様とこまどりは、今年の新作とのこと。毎年1つずつ買い求め、コレクションしていくのも楽しそうです。

お香人形にセットできるお香も数種類用意されています。クリスマスの香り(教会で焚かれるお香の香り)、はちみつの香り、モミの木の香り、白檀の香り、ジンジャーブレッドの香り、オレンジの香りなどがあるので、好みのものを選んでみてください。

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