中世にはハンザ同盟の中心として栄えたリューベック。かつては「バルト海の女王」と呼ばれた威厳を感じさせる美しい街並みは世界遺産に登録されているほか、ノーベル文学賞を受賞したトマス・マンやギュンター・グラスとも深い縁のある町です。
最盛期であった14世紀にかけてはバルト海で水揚げされた海産物や南へ80kmほど離れたリューネブルクで採れた塩の取引が盛んに行われるなど、多くの商人が行き交っていたリューベック。町…
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世界遺産の町リューベックで船乗りと漁師に捧げられたヤコビ教会を訪ねる