トルコから国境を越えてシリア北西部へ人道援助を届ける国連決議(第2672号)が、7月10日に期限を迎える。これを前に、国境なき医師団(MSF)は国連安全保障理事会(以下、「安保理」)に対し、決議の更新を強く要請している。
シリア北西部の人びとの命を守る援助を届け続けるためには、国境を越えた支援を含めあらゆる手段を通じて、人道アクセスを増やし、拡大し、持続可能なものにすることが不可欠だ。
■人道援助が政治交渉…
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シリア現地リポート:北西部への越境支援の継続を…安保理に決議更新を求める動き