また、舌を出す人物には自らの豊かさを誇示する意味合いがあるとか。ザンクト・ガレンの旧市街を歩く際は、かつての富の象徴だった出窓のデザインにもご注目を。

それとあわせて、繊維の街ザンクト・ガレンを象徴するテキスタイル博物館も必見。14世紀の刺繍や16世紀のレースといった貴重な品々を含むおよそ3万点のコレクションが見事です。

近代都市としての顔と歴史都市としての顔をあわせもつザンクト・ガレン。1400年前に小さな僧院からはじまったこの街は、世界遺産の修道院を中心に、今も厳かに時を刻み続けています。

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