まぁひょんな縁でこんな大層なニュースサイトに、オレの愚にもつかねぇ能書きを書くことになっちまった。やれるとこまでやるンでよろしく頼まぁねっ。

モンスター知事小池百合子さんが鳴り物入りで登場して、間もなく早2年になる。この間メディアも巻き込んで、東京五輪、築地市場をはじめ東京都行政を大混乱に陥れたことが、だんだんと世間にも解ってきたようだ。

今回のニュースもその一つ。

3月28日の『産経新聞』によれば、江東区議会が小池さんの東京都に対して「移転受け入れの条件である観光施設の『千客万来』の整備に進展が見られない」と反発し、都側との質疑を中止したっていうンだよ。

現在、築地市場があるのは中央区で、移転先の豊洲は江東区なンだ。コレってなんでもねぇように思うかも知れねぇが、結構色んな手続きが必要になってくる。

管轄する保健所も変わるし、税務署も変わる。当事者としては細かな手続きが結構面倒くせぇ。オレたちは所定の手続きだけすりゃ良いンだが、受け入れる側は世界最大級の市場がやってくるなんて、不慣れというか誰も経験したことがねぇことだ。当然混乱を来しているのだろう。

実は、この問題の根本はココにあって、要は市場が来るなんて、受け入れる側の行政の本音を言えば「迷惑極まりない」部分があるってことなンだ。行政的タテマエを言やぁ、税収が増えるし、人も集まってくるンだからいいだろう。でも、住民感情としては、なかなか割り切れねぇ部分があるのは良く解る。だって、市場が来れば交通量は増えるし、大型車の往来が増えるのは当然だ。それに市場は夜中から動いてるしね。

今の築地市場周辺の状況を視れば、ある種、市場は迷惑施設と感じ取られてしまうのかも知れねぇ。実際、住民からの少なくない、移転に対する反対意見もあったらしい。そこで東京都と江東区は市場を受け入れる代わりに、東京都が「にぎわい施設=千客万来」を作るよってことで合意したわけよ。

ところがコレも色々あって、はじめに入居が決まってた業者が断念しちゃった。で、こーゆーのって移転延期と同じで、一度決まったことがひっくり返ると、はじめより大変になるモンだ。紆余曲折を経てやっとのことで万葉さん(※万葉倶楽部株式会社)に決まったンだ。

16年11月7日の豊洲市場と同時オープンというわけにはならなかったが、その一年後にオープン出来ればオリパラにも間に合うし、まぁ不満はあるがとりあえず丸く納まるってことになってたンだ。

そこにあの突然の市場移転延期がやってきた。(1)安全性の懸念、(2)高騰した建築費、(3)情報公開の不足といった、どーみても後付けで単なる思い付きの今にして思えば言いがかりにも近い理由でだ。その上あろうことか、知事自身が風評被害までまき散らした。

■「豊洲は活かす、築地は守る」って何だったンだ!

都議選前には「豊洲は活かす、築地は守る」なんていう市場業者にとって理解不能なことをぶち上げ、築地にもう一つ市場を作るなんてことを言いだした。コレは選挙に勝つために、全方向に良い顔をしようとしただけの詭弁に過ぎねぇ。

その舌の根も乾かねぇうちに、やれフィッシャーマンズワーフ(?)なるモノを作るなんてのたまった。そして今、築地市場跡地利用について、混乱と迷走を続けている。コレは契約後にその契約の前提条件をすべて覆したってこと。民間だったら損害賠償に相当するような、重大な契約義務違反だと思う。万葉さん、江東区、そして住民が怒り心頭に達するのは当然のこと。筆者も当事者の一人だが、この方たちが気の毒でならねぇ。

小池百合子知事はこのように、あらゆるところで行政の連続性を無視し、所定の手続きも経ず、自分とそのオキニの取り巻きだけで事を進めてきた。いや停滞させてきた。

その結果は2020年の東京オリンピック・パラリンピックの時に白日の下に明らかになるだろうが、そン時じゃ遅ぇんだけどねぇ……。