ラトビアで最も有名な見どころのひとつが、その壮麗さから「バルトのベルサイユ」と称されるルンダーレ宮殿。貧しい貴族からクールランド大公に上りつめたビロン公の夏の離宮として、1736年に着工されました。建設にはのべ1500人もの職人が携わり、1768年に完成。

バロック様式の宮殿の内部には、豪華なロココ様式の装飾が施され、「贅を尽くした」という表現がぴったりの華麗な空間に仕上がっています。なかでも、人工大理石と金箔を張った漆喰彫刻や天井画で彩られた「黄金の広間」は圧巻の華やかさ。

バルト三国のなかでも特に美しく個性的な建築物の数々に出会えるラトビア。建築好きの人にとってはまさに「天国」ではないでしょうか。

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