・異なる宗教と文化の様式が混在

ホールの天井を支える4本の柱は、それぞれ大乗仏教、上座部仏教、キリスト教、ヒンドゥー教という、4つの異なる宗教の世界観を表しており、空間装飾も西洋と東洋の様式美が融合した、ユニークなものに仕上がっています。

異なる宗教や文化の様式を混在させた空間には、世界の平和と幸福への願いが込められているのだとか。

龍をかたどった階段と並んでこのホールを印象づけているのが、天井に設けられた色鮮やかなステンドグラス。

このステンドグラスは、ドイツ人アーティストが手がけたもので、ドイツで制作され、タイに運ばれてから組み立てられました。

世界の屋根を表しているというこのステンドグラスに使われているのは、青、赤、黄、白の4色。それぞれ、世界を表す4つの要素である水と火、土、風を表しています。

面白いのが、このステンドグラスは古いビール瓶で作られているということ。グリーンはハイネケン、ブラウンはシンハーなど、世界的にも有名な銘柄の空き瓶が用いられています。

・天上界を表す仏像の間

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