本殿社殿前の石垣から、こんこんと溢れ出ている御神水は京都の水脈の源流である貴船から流れるものであり、これまでに一度も枯れたことがなく、かつて3年以上汲み置きしても腐らない良質の水。
御神水は飲料でき、容器を持参すれば自由に汲むことができます。また、貴船神社ではオリジナルの御神水容器を1本300円で頒布しているので、持ち帰ってみてはいかがでしょうか。
また本宮に来たらオススメなのが、神水に浸すと文字が浮かび上がる「水占みくじ」。「水占みくじ」は真っ白に見える紙の中から一枚を選び、境内の霊泉に浮かべると文字が浮かび上がり吉凶が解るおみくじです。
おみくじには「凶」が存在するそうだが、たとえ「凶」が出たとしても、その後の人生が決定された訳ではないので、あくまでも参考程度に留めておいてください。
・恋愛成就で有名な「結社(ゆいのやしろ)」。
次に訪れたのが「結社(ゆいのやしろ)」。結社は本宮と奥宮の中間、本宮から上流側300メートルの場所にあり、その立地から中宮(なかみや)とも呼ばれています。
磐長姫命を祭神とし、縁結びの神として信仰されています。平安期にはすでに縁結びの神様として宮廷の貴族から庶民に至るまで、たくさんの方々が参拝したと伝えられています。
「結社」では「結び文」に願い事を書き、結び処に結び納めて祈ることで願い事が叶い、生涯の幸福が得られるといわれています。
縁は恋愛以外にも様々な意味を含むことから、人と人、子授けなどあらゆる「縁結び」の願いが叶うと伝えられており、様々な祈願のために訪れる参拝者が多いのだとか。
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