ご存知、高須克弥院長が炎上も辞さず、ニュースを斬る当シリーズ。今回のお題は、またも是枝裕和監督(56)の言動が物議をかもし、保守・左派界隈で話題をふりまいている『万引き家族』について。
是枝監督、文科相の祝意辞退「公権力とは距離保ちたい」 https://t.co/626Yoesmbv
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2018年6月8日
ーー是枝監督は6月8日、林文科相の「(カンヌ)受賞を祝福したい」という祝意にホームページで辞退を表明。「公権力とは潔く距離を保つ」とする一方で、文化庁の助成金を受け取っていたことも判明し、批判を浴びています。また同氏は「左右両派!のバトルは終わりにして頂きたい」とも発言していますが、これは9千近い「いいね」の共感を得た院長のツイートも指していると思われます。もう少しこのツイートの背景、真意をお聞かせいただけますか。
万引き家族で日本人のイメージを作られるのは嫌です。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2018年5月22日
日本人は勤勉で正直で礼儀正しいです。 https://t.co/JPueTxDyNC
高須院長「そもそも”万引き家族”って、日本人の発想じゃないですよ。日本は”恥の文化”なんです。日本の美徳とは対極です。
是枝監督はインタビューで『共同体文化が崩壊して家族が崩壊している』と発言してますが、これはその通り。核家族化して、大家族がなくなったことが現代の混乱を招いているのはたしかです。でも、万引きを通じて家族の絆を深めたというのは、まったく(日本の社会とは)別の話でしょ? 万引き家族は近代都市の底辺にうごめく、すごく特殊な家族なの。
日本では、万引きは”家族”単位では成立しないですよ。教育が行き届かなくて万引きに走る少年少女とか、家族から見捨てられて認知症になってコンビニで窃盗してしまう老人とか、むしろバラバラになった個人です。
こんなの映画祭で賞を取っちゃったら、日本で”万引き家族”というものが社会問題になってるみたいじゃない? 日本で集団窃盗罪を働いて問題になってるのは、むしろ外国から来た人たちでしょ」
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