や、あの北川景子さんを魅了したショウガラーメンの名店「信月」など、数え上げればきりがない。
首都圏でいえば、横浜市民が愛するソウルフード・サンマー麺の名店「玉泉亭」、に平塚市民が愛して止まない独自の平塚タンメン、日本で初めてミシュランの星を獲得したラーメンなど、もはや挙げていくことが困難なほど、さまざまな名店がひしめき合っているのだ。
そんな日本中にある美味しいラーメンの中から、今回は岡山市民がこよなく愛する岡山ラーメンの名店をご紹介したい。
お店の名前は「八方(はっぽう)」だ。
・お店の最寄りは岡山駅から5駅、西大寺駅
こちらのお店、岡山駅から赤穂線に乗って5駅の場所にある西大寺駅。
こちらの駅、あまり知られていないかもしれないが、毎年2月に行われる日本三大奇祭り「西大寺会陽」でも有名な場所で、明治から昭和初期、この地は西大寺市として西大寺紡績、西大寺織物、そして山陽板紙、西大寺製紙、など織物や製紙業で非常に繁栄していた場所であった。
しかしながら時代の流れとともに商店街を中心とした西大寺市の街は活気を失ってしまう。
しかしながら、時代の流れによって取り残されてしまった西大寺市の中心街は、風情ある町並が残っており、大ヒット映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の撮影地にもなるほど、ノスタルジー溢れる、郷愁を感じられる街となっているのだ。
そんなどこか懐かしい街・西大寺を代表するラーメン店、それが今回ご紹介する「八方(はっぽう)」なのだ。
・多くの地元の方々が集う人気店、それが「八方(はっぽう)」