台湾や中国南部、タイやインドネシア、ベトナムなど、東南アジアで多くの人々に愛されている食材と言えば、ビーフン(ライスヌードル)。

そのものの食感もさることながら、お米から作られる麺であるため、お米独特の柔らかい甘みを感じる事ができる食材として、様々な料理法で多くの地域の人々に親しまれている、そんな食材こそビーフンなのだ。

そんな美味しいビーフンの味わいを余す事無く楽しませてくれるお店が、なんと東京の新橋にある事をご存知だろうか?

今回は、ビーフンマニアが最後にたどり着くビーフンの聖地との呼び声高い、東京都港区新橋の「ビーフン東(あずま)」をご紹介したい。

・ランチタイムはビーフンのみ、それがビーフン東の流儀
東京広しといえども、ランチタイムの営業でビーフンのみで勝負しているお店は、そうそう存在していないのではないだろうか。

こちらのお店のランチタイムのメニューはビーフンのみ。

ビーフンに対する絶対の自信があるお店だからこそ、成り立っているのだ。

・焼きビーフンもしくはスープビーフンから選択
こちらのお店では焼きビーフンかスープビーフンを選択できる。

例えば焼きビーフン(カニ玉)は平皿に盛られており、熱々のかに玉と一緒にビーフンを味わう。

柔らかく濃厚なウマミたっぷりのカニ玉と、独特の食感のビーフンを一緒に味わえば、優しい味わいの中にも、奥行きのある、後引く味わいを感じる事ができる。

そのカニ玉の味わいとビーフンの甘みのある味わいの余韻たるや、まさにビーフン東でしか味わえない絶品の味わいに違いない。

もし味わいを少し変えたいという場合は、卓上の醤油、もしくはニンニク醤油を少しだけプラスすれば、よりパンチのある味わいを楽しむ事ができる。

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