ジャーナリストの田原総一朗氏(84)が自民党総裁選について言及した。
9月に行われる自民党総裁選。これまで石破茂氏(61)が出馬を表明しているほか、26日には安倍晋三首相(63)が視察先の鹿児島県で「あと3年、日本の舵取りを担う決意であります。(中略)骨太の議論をしていきたい」総裁選への立候補を正式に表明。また、野田聖子総務相(57)も立候補の意思は示しているものの、現実的には難しいものと思われている。
そんな中、石破氏は安倍首相の立候補を受け、同日取材に応じ“骨太の議論”について「私もしたい」と応答。あらためて安倍首相との議論を望む姿勢を見せていた。田原氏はこれを受け、「石破茂氏がBS朝日の『激論クロスファイア』はじめ、色んなメディアで安倍首相と思い切り議論をしたい、と決意を表明している」と石橋が安倍首相との議論を望んでいることを改めて紹介した。
しかし、安倍首相は石破氏との議論についてこれまで一切言及していないことから、「一方、総裁選出馬を表明した安倍首相は果たして石破氏と議論をするつもりはあるのか。総裁選に出るのだから、ぜひ議論をしてほしい」とつづっていた。
田原氏はこのコメントを自身のツイッターにも転載。
石破茂氏がBS朝日の「激論クロスファイア」はじめ、色んなメディアで安倍首相と思い切り議論をしたい、と決意を表明している。一方、総裁選出馬を表明した安倍首相は果たして石破氏と議論をするつもりはあるのか。総裁選に出るのだから、ぜひ議論をしてほしい。
—田原総一朗(@namatahara) 2018年8月27日
こうした田原氏のツイッターにユーザーからは、「具体案のない石破なんて議論の対象外だと思います」「政治家は討論よりも実績!」「現状勝つことは確実の為議論を行わない事が戦略的には正しいでしょう。議論して欲しいですけどね」などさまざまな声が集まっていた。
有権者は必ずしも議論を重要視していないのだろうか。今度も総裁選についての動きに注目したい。