社会民主党の福島みずほ副党首(62)のツイッターが物議を醸している。

事の発端となったのは、30日に投開票が行われる沖縄知事選。社民党は玉城デニー候補(58)を支援することを明らかにしているが、それ以降、福島議員のツイッターは沖縄知事選一色に。玉城候補のツイートを頻繁にリツイートするなどしていた。

そんな中、福島議員は13日にもツイッターを更新し、翁長雄志前知事(享年67)の息子で那覇市議会議員の翁長雄治(31)の、沖縄県最初の慰霊碑に関するツイートを引用しつつ、「翁長さんの原点ですよね」とコメントしていた。

しかし、これに対し有権者からは、「被災地の話はもうしないんですか?まさか流行りだから被災地の話をしただけ?」「沖縄一色になってますが、大阪や北海道はもう終わりですか?カジノより被災対応を、とつい最近まで糾弾してませんでしたか?」「もう被災地についてコメントするのは飽きたんですかね?」といった批判の声が集まる事態になっている。

福島議員といえば、ツイッターを通じて中央省庁の障がい者雇用水増し問題や統合型リゾート整備推進法案に対する批判、北海道地震や台風21号被害についてツイートし続けていたが、沖縄知事選が盛り上がりを見せてくるにつれ、今では沖縄知事選に関するツイートがほとんどとなってしまっている。

自党の利益を優先させるようなツイートを繰り返してきたばかりに有権者からの信頼を失ってしまったようだ。