高須クリニック院長の高須克弥氏(73)が大西健介衆議院議員(47)と蓮舫参議院議員(50)を相手どった裁判について言及した。

事の発端となったのは、昨年5月の厚生労働委員会。当時民進党だった大西議員がエステ業界の悪徳ビジネスに関する話題で、「皆さんよくご存じのイエス○○(まるまる)クリニックみたいに」と発言。これに対し高須氏が名誉を棄損されたとし、大西議員と当時民進党の党首だった蓮舫議員を提訴し、裁判は今年4月に請求棄却されていたものの、高須院長は控訴すると宣言していた。

そんな中、高須氏は1日に自身のツイッターを更新し、「大西健介代議士、蓮舫前民進党代表、民進党、国を相手取って僕が控訴した二審を担当する裁判官から和解勧告が来ました」と和解勧告が来たことを報告。

高須氏は、「わかりました」と和解に理解を示しつつ、「僕の和解条件は『大西健介代議士が僕に直接謝罪すれば和解する』だけです」とコメント。謝れば全て許す。僕は寛容だよね」とつづっていた。

提訴する際も取材に対し、「謝罪を求めたかったが、裁判では金額しかないというので、1千万円を求める」と発言し、そもそも賠償金は目的ではなかったことを明かしていた高須氏。

今回のこのツイートに対し、「さすがです。そもそも、謝罪を求めていただけなのに謝罪しないからややこしいことになったんですもんね」「金でも事業内容でもない、実にシンプルで寛容ですね」「おふたりの目的は同じ悪徳美容外科の根絶なんだから、最初から謝っていれば最強の支援者に成り得たのに大西さんは本当に残念ですね」といった声が集まっていた。