元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏(43)が自身のツイッターで、麻生太郎財務相(78)の発言を取り上げたネット記事に苦言を呈した。

事の発端となったのは、23日に行われた閣議後の記者会見で麻生太郎財務相が、不摂生が原因で病気になった人の医療費を健康のために努力している人が負担するのは「あほらしい」と指摘した知人の発言を紹介し、「いいことを言う」と同意したこと。政府が検討している予防医療推進に関する質問の中での発言だった。

一部メディアは麻生太郎財務相のこの発言を「不適切発言」と取り上げ批判していたが、長谷川氏はこれについて同日にツイッターを更新し、「なんだこの見出しは」と批判。さらに「麻生氏は本当に健康の為に努力している。それも知らないのか?」とつづった。

また、長谷川氏は麻生太郎財務相の発言そのものについても「しかも友人の発言であり、だから払わない、などと言ったわけでもなし」と取るに足らないことだとコメント。最後には「あくまで気分の問題を切り取り悪意まみれの拡散。この記事を書いた記者は文章を読めないらしい」としていた。


このツイートに長谷川氏のツイッターには、「なにも問題ないと思います!」「あくまで不摂生が原因ならば『あほらしい』と思うのは当然ですよね」「健康な人ほど優遇される社会にしてほしいです」という声が集まっていた。

とはいえ、長谷川氏といえば2016年に「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」というタイトルのブログを公開し、大騒動に発展。今回の麻生太郎財務相の発言はあくまで主体は健康な人。両者の発言の違いを指摘する声も見受けられた。