こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。
先日、日本政府の外交斡旋の成果で、シリアで拘束されたジャーナリストの安田純平氏が釈放されて、日本に帰国しました。菅官房長官の発表によると、日本政府は身代金を支払わなかったようです。
このニュースに各左派のメディアは安田氏を「英雄」と讃えるようなムードで日々、取り上げていますが、彼のどこに「英雄」らしさを感じるのか、理解に苦しみます。日本政府が介入して、安田氏を助ける動きを取っていたにもかかわらず、左派層はあたかも安田氏が自らの力で無事に帰国することができたかのように神化しています。
また違和感を覚えたのが、安田氏が自身の家族と日本国民を騒がせたにもかかわらず、「ご心配やご迷惑をおかけして、申し訳ありません」「ありがとうございました」の一言もなかったことです。それどころか、日本政府の介入について、不要であったようなニュアンスで「望まない解放のされ方だった」と横柄な態度を取っています。
これについては、中国人の私ですら、日本人としての礼儀もないのか、と感じて不快に思いました。普通に常識のある方なら、同様に「何様だ!?」という感情を抱いたかと思います。
安藤優子 日本政府主導の解放は「望まない」発言の安田純平さんに不快感「安田さんの言葉でおっしゃるべきことなのかな」 https://t.co/OZdax2sWfE #tospo
— New's vision (@news_vision_o) 2018年10月31日
そして、この一連の騒動に違和感を覚えるのと同時に、安田氏にとって何が「望まれない解放」であったのか、発言の意味を考えてみました。一つ一つ、矛盾している言動や様子を細かく分析すると、いろんなことが判明しました。
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