こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。
最近、習近平政権による新疆ウィグル自治区の民族浄化が、さらにエスカレートしているようです。
日本メディアが報じない国際ニュース、「ウイグル問題」についてはこれまでもお伝えしてきた通りです。中国共産党政権は公然と「白色テロ(国家による国民弾圧行為)」が行われ、ウイグル人男性は収監され、残った女性は漢民族との結婚をさせられ、あげくのはてには臓器まで売買されていたのです。
ウィグル自治区はまるで“ナチスの収容所”日本メディアが報じない中国の白色テロ|オピニオンの「ビューポイント」 https://t.co/mOKrcDD7wj
— 孫向文 (@sun_koubun) 2018年7月21日
【中国の民族浄化】ウイグル人男性は収監、残った女性は漢族と強制婚姻…”尖閣上陸”で起こりうる生き地獄【孫向文】 https://t.co/yO2YmbH4P6 #民族浄化 #ウイグル #中国共産党 #孫向文
— 孫向文 (@sun_koubun) 2018年9月9日
酷!!中国で、新疆ウイグル人らの臓器売買発覚!?|オピニオンの「ビューポイント」 https://t.co/E2fQFMcqnN
— 孫向文 (@sun_koubun) 2018年10月20日
しかし、10月1日のアメリカのRFAの報道より、中共は2017年に開通した路線を利用して、主に北ウィグルの収容所の「囚人」20~30万人以上を甘粛収容所に移送したことが判明しています。これは収容所のキャパが足りずに、新たに収容所が必要になったからでしょう。甘粛省に移送されたウィグル人は、長時間の過酷な労働を強要されているようです。
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/ql1-10012018100157.html
自由亚洲电台(RFA) 2018年10月18日配信
このような労働力は中国にとっても生産コストを抑える好都合です。しかし、それゆえ「中国製」製品の一部には、労役中のウィグル人が作った物である可能性もあり、安価な製品を甘受している日本も全く無関係とはいえないでしょう。
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