ビットコインが「制限されている」国は9カ国。ここには中国とインドが含まれる。
中でも中国では、仮想通貨と法定通貨の交換やICO(イニシャル・コイン・オファリング)が禁止されるなど厳しい取り締まりが行われている。2018年7月に中国の国営メディアは、ピーク時には世界全体の90%以上を超えた人民元によるビットコイン取引が1%未満まで減少したと伝えている。
インドでは昨年、中央銀行がビットコインに対する規制強化に向けた動きを見せた。だが報道によれば、こうした措置が裏目に出て、当局の目の届かないところでのヤミ取引を増やす結果になった可能性がある。
ビットコインが合法とされていない国々も、単にその法的地位を決めるに至っていないというだけのところが多い。ビットコインが初めて取引された2009年以前には、今のような形態の仮想通貨は存在しなかったのだから無理もない。
(記事提供:LongHash)
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