なお、明日28日の午前4~6時のメンテで、bitFlyer Lightningにおける最大レバレッジ(証拠金倍率)が4倍まで引き下げられるため、海外取引所への資金移動などで国内取引所では板が薄くなるものと思われる。現在のところ高値圏から-20〜30%を超えるような大規模な調整は見受けられないが、今後も大幅下落を挟みながら乱高下する可能性が高いため、細心の注意が必要だ。
海外アナリストの見解は
海外人気アナリストのJosh Rager氏は2日前に、当時ビットコインの三角持ち合いを形成していたチャートにおいて強気相場に転じるために、8200ドル(約90万円)のラインを継続的に超えて推移する必要であるとしていた。
そして、本日の高騰を受けたRager氏は、「今の勢いは完全に上昇相場に転じた。ビットコインは8200ドルの抵抗線を突破し、2019年のATHをつけている。仮に1週間の終わり(UTC時間で日本時間9時)として、8390ドル(92万円)のラインを維持できれば、継続的に強気相場は期待できるだろう。」と分析。
なお同氏は、レジスタンスの突破で、ビットコインが目指す次の目標は9000ドル(95万円)としており、「仮に本日の上昇後に横ばいをする可能性もあるが、9000ドルに向けて、上り続ける可能性が高いと考えている。」と強気予想を見せている。
また、Chonis Trading氏も先日、当時のビットコイン価格が重要な価格帯にあり、フラクタル構造に基づいた分析によると、近日中に大きな価格変動をみせる可能性が高いと指摘した。
本日のビットコインのトライアングル上抜きについて、「保ち合いからのブレイクアウトだ。RSIやMACDなどの指標もブル相場を示している。次のレジスタンスが1万ドル(約110万円)。なお現在、8300ドル(91万円)が理想なサポートラインだ。」
さらに、著名経済・仮想通貨アナリストAlex Kruger氏は先日ビットコインの次期レジスタンスをリストアップし、8400〜8500ドルのライン(92万円〜93万円)の次が1万ドルであるとの目標値順を指摘した。
このように、海外アナリストは8300ドル水準を今のサポートラインとしていることがわかる。なお、短期で9000ドル(95万円)、そして1万ドル(110万円)を次の目標値としていることも見受けられる。
(記事提供:コインポスト)
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